鹿嶋学容疑者 2004年高2刺殺事件

毎日新聞の記事によると

”広島県廿日市市の民家で2004年、高校2年の北口聡美さん(当時17歳)が殺害された事件で13日、山口県宇部市の会社員、鹿嶋学容疑者(35)が逮捕された。宇部市にある鹿嶋容疑者の自宅には13日午後3時過ぎから広島県警の捜査員たちが家宅捜索に入った。地元住民や知人からは、逮捕容疑と普段の様子とのギャップに驚きの声が上がった。”

真面目であろうと不真面目であろうと、殺人は絶対にやっちゃあいけないし、彼の「行動」が間違っていたことについて、擁護する余地は全くない。

今回の鹿嶋学容疑者にしても、過去のサカキバラ事件にしても、その他諸々の残忍な事件にしても、ドラマでもよく似たようなストーリーが使われているけど、こういう事件の容疑者のプロファイルはだいたい勤務態度が真面目、無遅刻無欠勤、近所でも人畜無害な感じで、え、この人が容疑者なんて信じられない、っていうギャップをメディアがあえて狙ってスクープにするっていう流れ。結局そういう表現になっちゃうんかな。

犯人の行動は許されない。遺族のことを考えたらなおさら犯人をゆるせない。
ただ、犯人がこういう行動を取らせた背景というか、バックグラウンドみたいなものもあると思う。犯罪者を殺人に走らせる動機というか、話は変わるけど、まだ殺人を犯してないだけで、人を殺したくなるくらいに病んで、追い込まれて、生きづらさを抱えながら生きてる人たちが日本にはたくさんいる、そういう人たちをケアできる社会を作らなきゃ、なんの罪のない人たちが日本特有の構造的暴力で、生きづらさに耐えられない人たちを犯罪者に変えてしまうんじゃないかと思う。

重ねていう、犯罪を犯した殺人という行動は絶対に許してはならない。でも、犯してしまった人間は変わっていく。無期懲役で刑務所に入って改心してまた社会に出ていくか、再犯してしまう愚か者もいるか、いろんな奴がいる。

銀杏BOYZの峯田和伸はサカキバラ事件の容疑者に共感してる。ファンだからちょっとそれ聞いてびっくりしたけど。何度も重ねていうけど殺人は絶対にやっちゃいけないけど、峯田に共感して言えたことは、語弊を恐れずに言えば、恐ろしい犯罪を犯すほど心が壊れた救いようのない追い詰められた心を持ってしまった人間には共感できるといいうことだ。

ニュースを見て自分はまだ大丈夫だと思って安心しても、いつどんなきっかけで今いる自分の立場が変わるか分からない。だからせめていつ自分にそんなトラブルが降りかかっても悔いのないように、人間に寄り添うように心がけたいと思う。